不動産鑑定士.com〜不動産鑑定士試験合格支援サイト〜


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不動産鑑定評価基準
総論
第1章
不動産の鑑定評価に関する基本的考察
第2章
不動産の種別及び類型
第3章
不動産の価格を形成する要因
第4章
不動産の価格に関する諸原則
第5章
鑑定評価の基本的事項
第6章
地域分析及び個別分析
第7章
鑑定評価の方式
第8章
鑑定評価の手順
第9章
鑑定評価報告書
各論
第1章
価格に関する鑑定評価
第2章
賃料に関する鑑定評価
第3章
証券化対象不動産の価格に関する鑑定評価
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不動産鑑定士補Sのブログ(実務修習日記)

2011年3月23日曇り
本日、修了考査の合格発表がありました。

かくいう私は・・・ 合格しました。

長かった冬が終わり、ようやく春を迎えることが出来ました。自分以上に、家族や親しい友人達が喜んでくれました。それが嬉しかったです。

努力は決して無駄にはなりません。必ず報われる時が来ます。

東日本大震災により、日本はかつてない危機的状況にあります。第5回の修習生の方の中には、修習の継続さえ困難になった方もおられるかもしれません。

しかし、こういう時こそ、耐え忍びましょう。悪いことばかりは続きません。春は必ず訪れます。

2011年3月16日晴れ
今回の東日本大震災につきまして、被害にあわれた方々に心よりお悔やみ、お見舞い申し上げます。

個人的には、ノートパソコンが飛ばされ、液晶画面が割れた程度にとどまりました。指導機関である明海大学では、構内の液状化現象により、現状立ち入り禁止になっているとのことです。

第5回実務修習の基本演習も中止になりました。

困難な状況にありますが、毎日気持ちをリセットし、前向きに取り組むしかありません。

2011年1月26日晴れ
本日、口頭試問を受けてきました。内容としましては、満足のいく結果ではありませんでした。

充分に準備をしたつもりでしたが、自分では気がつかない細かい点を指摘され、窮してしまいました。

合格発表は、3月23日ですが、長い2ヶ月間になりそうです。

2011年1月23日晴れ
何回も書き直してようやく論文を完成させました。大規模地からの出題は少々意外な気がしましたが。

指導鑑定士の先生にお願いして見てもらいましたので、大丈夫だと思います。N先生、お忙しいところ有難う御座いました。

また、kanteishi.netの堀田先生には、何度となく本当にお世話になりました。有難う御座いました。

今週は、いよいよ口述考査です。場所は、東京タワーの真ん前のビルです。午後からなので、少々時間調整が難しいですが、余裕をみていきたいと思ってます。

昨年の今頃は、建付地の評価をしていたところですが、ほんとうにここまであっという間の感です。

実務修習では、一貫して自分で評価しているのかどうかが問われるようです。私のカンでは、高度利用賃貸があたりそうな気がしますが、ここまで時間とお金を投資して苦労してやってきましたので、自信を持って臨みたいと思います。

2010年12月10日晴れ
今日、ようやく協会より第3回提出分の認定通知が届きました。これで基本演習、実地演習全ての過程を修了しました。

残すは、修了考査のみです。修了考査は1.論文と2.面接で構成されます。

前回のブログで、即内訳書の見直しを行うと書き込んでおりましたが、認定通知を受け取ってからでも充分の時間があると考え、手を付けてはいませんでしたが、これでようやく、取り掛かれます。

修了考査は、1月24日〜29日の5日間にわたって実施されます。

仕事の方は、固定資産の点検作業も終り、市町隣接地点のバランスの検討を行っています。

並行して、相続税評価額の見込価格を提出しました。国税局から精通者意見価格の割り当ても送られてきましたので、来月は忙しくなりそうです。


2010年11月1日曇り
本日は、奇しくも私の誕生日です。さて、指定類型の継続家賃をはじめ、6類型の提出が無事に終わりました。あとは、今月中に再提出命令のこないことを祈るだけです。

これで、大学での実地演習は全て終了しました。

しかし、安心してはいられません。これから修了考査までの3ヶ月間が重要になってきます。

口述試験で、何を聞かれても即答できるようにこれまでの13類型を全て頭に入れなければなりません。


さて、今年は固定資産税の評価替えの年になります。現在は、毎日標準地の点検作業をしています。

車で、地方都市を回りますが、1日で回れるのは30地点程度です。

写真は、帰り道の夕方、ハングライダーを見かけたのでシャッターを押したのですが、見事に写っておりませんでした。


2010年10月22日曇り
今日は、平成22年度の不動産鑑定士試験の合格発表の日ですね。

合格率は、9.4%ですか・・・そうしますと、受験者2,600人中、最終合格者は106名ですから、合格率は4.1%になりますね。

試験制度改革、現在の鑑定業界についてはいろいろな意見があると思いますが、一度志した以上は合格するしか道はありません。

受験生の皆さん、いつも言っていることですが諦めないことです。今は悪くても、必ず、良き日がおとずれます。

さて、今回でいよいよ実地演習もクライマックスを迎えます。

最後の物件調査に、新宿・渋谷・新橋に向かいました。

写真は、古地図の調査のため赴いた渋谷の中央図書館です。住宅地図は、東京都の場合、各区部の中央図書館に向かわれるとほとんどそろっております。

原宿駅から竹下通りを通って行きますので、場違いな感はありましたが・・・

対象不動産は、西新宿のオフィスです。継続家賃を求めます。

今回、賃料動向調査のため、色々調べましたが、新宿は東京都主要5区の中で一番良くないです。

賃料水準を下げている原因の一つに、超高層ビルの老朽化があるようですね。古いものは築40年位にはなるんでしょうが、近くで外観等を見ましても古さを感じます。

継続賃料は、4手法を用いますが、作業はほんと大変です。

大学での修習も今月で終了します。あっという間の11ヶ月でした。

指導鑑定士のN先生は、本当に優秀で知識経験も豊富な方で、大変勉強になりました。ありがとうございました。

明海大修習生の皆さん、1年近くお世話になりました。今度は修了考査に向けて頑張りましょう!

2010年9月14日曇り時々晴れ
9月に入ってようやく暑さがやわらいできましたね。

本日は、横浜市緑区に物件調査に出かけました。自宅から、3時間ほどかかりました。

写真は最寄駅のJR横浜線十日市場駅です。

対象不動産は、山林丘陵地帯を造成開発した分譲住宅地域の中の住宅地です。

横浜には8年ほど住んでおりましたが、坂や法地の多い街という印象がありました。


その後、役所調査のため横浜市役所を訪れました。

写真はJR関内駅です。駅の真ん前に横浜市庁舎がありますが、横浜市の場合、庁舎があちこちに散らばっていますので、事前に案内所で聴取する必要があります。

横浜市の場合は、道路台帳、上下水道台帳だけでなく、都市計画概要についてもパソコンで自分で検索するシステムになっており、さすが港ヨコハマと少々驚きました。

今回の類型を完成させれば、いよいよ残すところは指定類型の継続家賃のみです。

次回の調査は、再びの新宿です。

2010年8月27日晴れ
実地演習いよいよ大詰めです。私にとっては、今期は、6件の提出となり最も忙しくなります。

毎週、物件調査に行っている状況です。このところ、目黒区、渋谷区、豊島区を歩いています。

写真は、目黒区役所の近くの商店街です。

しかし、連日残暑が厳しく、汗だくになります。

取引事例が、広範囲に散らばり、徒歩での調査が厳しい時には、やはり自転車を利用します。

このところ相棒がチェンジされてます。以前のYS-11ですと、どうしてもかさばるので、イギリス製のストライダ(Strida)を中古で購入しました。

三角形状ですが、折りたたみが簡単で折りたたみ後そのまま転がしていけますので、実に便利です。

このストライダで、目黒区内を回り、色々な景色を楽しみました。調査もあっという間に終わります。

24日には、池袋に行ってきました。最近大手家電の進出で、話題の池袋です。

学生時代は、通っていた大学が近くにありましたので、よく散策していましたが、改めて渋谷、新宿と比べてみますと、池袋は、街並みが若干劣るように感じます。

次回の調査は、なんと横浜です。う〜ん、1日で終わるかどうか微妙なところです。

2010年8月21日晴れ
みなさん、お久しぶりです。毎日暑い夏が続きますね。

かくいう私は、本日東京で行われた実施演習より帰って参りました。

まずは、18日日本不動産鑑定協会にて統計学の追試が実施され、受けてきました。

計算問題は、2問とも前回と異なり、選択問題も内容がかなり変更になっておりました。

この1科目が非認定なだけで、来年基本講義の全科目を再履修しなければなりません。

ですから、この2ヶ月間のプレッシャーは言葉ではとても語りつくせないものがありました。

プレッシャーの中、今回の追試では100点を取ることができ、無事追試をクリアしました。

さて、基本演習は、西新宿にて、19日〜21日まで行われました。案件は貸家及びその敷地です。

DCF法は適用しませんでしたが、記述がかなりの量になりました。何分、手書きの評価書ですのでもう肩がパンパンです。宿泊先のホテルでも、連日書き続けました。

写真は、会場となった住友ビルです。小さく写っている方は、明海大修習生のKさんです。相変わらずラフなカッコをしております。

長野の若旦那も、変わらず良い雰囲気を醸し出しておりました。私は、けっして餃子は嫌いではありません。いや、むしろ好んで食しております。

最終日は、さっさと評価書を提出し、同郷の修習生O氏とともに、帰路につきました。ビールごちそうさん。

Oさん、人生いろいろ、良き日の訪れはもうすぐですよ。お互い頑張りましょう。

ということで、私は、月曜日には、池袋に物件調査に行かなければなりません。実地演習も早いもので、残すところあと2ヶ月です。

2010年7月15日曇り
お久しぶりです。毎日ジメジメして暑い日が続きますが、梅雨明けも地価、いえ近そうですね。

各修習生のみなさんは、期末の提出に向けて忙しい思いをしていることと思います。

特に、1年コースの方は、10類型提出しなければなりませんから、大変です。

かくいう私は、今回は5類型の提出です。

指定類型は、高度利用賃貸です。DCF法を使いますので、投資向けの対象不動産を探すのもさぞ大変かと思います。

対象不動産は、西新宿です。先日調査に行ってきました。暑かったです。汗を滝のように流しながら、取引事例も確認してきました。(写真は、新宿です)

実務でもそうですが、収集では特に取引事例は重要です。対象不動産と同じように調査する必要がありますね。

先日、大学での実地演習から戻ってきましたら、協会より第2回の基本演習と、確認テストの結果が届いていました。

第3回の基本演習の案内も入っていました。8月後半に3日間実施されます。場所は西新宿です。

かすかな期待はありましたが、やはり苦手の統計は非認定でした。第3回基本演習の前日に本会で追試を受けなければいけません。

でも今回は、優秀なTさんに計算問題の指導を受けましたので、じゅうぶうんに復習をして臨みます。これに落ちるようなことがあったら、来年基本講義の全てを再履修しなければなりません。そんなことになったらほんとうに腹切ものです。

それでは、また次回に。

2010年6月12日快晴
6月7日〜11日まで日本不動産鑑定協会による基本講義が行われました。

写真は、会場となった汐留の住友ビルです。

朝9時から午後の4時までビッシリと講義が行われました。

講義の後に、確認テストが行われます。時間は30分でマークシートです。

前期、後期合わせて16回の確認テストが行われます。

合格点は、60点で、この点数に達しないと追試になってしまいます。更に不幸なことには、追試にさえ落ちてしまうと、認定がもらえず、来年また全ての基本講義を再受講しなければなりません。

かくいう私は、最後の統計の確認テストでミスを連発し、追試になってしまいました。(くそ〜)

統計は、難問が出題され、追試を受ける人間が多いと聞いてましたので、なんとなくいやな予感がしていましたが、案の定です。

講義も眠いのを我慢して真剣に聞いていたんですが・・・

みなさんも、統計には気を付けてください。あとから解答を言われると何だと思いますが、ようは主観ではなくテキストに目を通して解答することが重要です。

前期・後期合わせて要注意確認テストは、前記の行政法規、収益、利回り関連、それと後期の統計です。

後期の確認テストの追試は、8月の基本演習の時に行われます。

振り返ってみますと、キツイ5日間でしたが、隣の山口の子煩悩W氏のおかげで今回も思い出深い修習になりました。

Wさん、頑張って一緒に鑑定士になりましょう!5月の基本演習でご一緒した長野の若旦那Y氏もあいかわらずの健在ぶりでした。

ちなみに、最終日に3月末提出の実地演習の審査結果をもらいましたが、無事認定でした。

2010年5月22日快晴
お待たせいたしました。久々の更新になります。「忙しい」この言葉だけは言い訳にしたくはなかったのですが、3月末の指定類型の提出から始まり、ほんと忙しかったです。

今回、5月20日から本日22日まで東京八重洲会場にて基本演習が実施されました。

写真は、会場となった住友ビルです。今回の対象不動産は、文京区の更地、面大のマンション適地です。

初日は生憎の雨でした。私は、ひどい風邪をひいてしまい、38度の熱を押しての実地調査になりました。

今回のご一緒させていただいた3名の方をそれぞれご紹介しますと、某大手信託銀行若手エリートのYさんと、東京最大手の鑑定事務所勤務のYさん、長野の若旦那Yさん(全てYさん)でした。

今回の修習は、実に悲惨な体調でしたが、皆さんのおかげで無事に乗り切ることができました。助かりました。

特に、長野のYさんには、癒されました。今後もよろしくお願いします。お互い再提出命令が来ないことを祈りましょう!また、メールしますね。


2010年3月20日(晴れ)
今日は、世田谷区の取引事例の実調に行ってきました。

建付地の案件でもあるし、費用と時間の面で、事例地は見に行かないと決めていたのですが、第2回目の合格者のアドバイスや、修習仲間のKさん、Tさんに触発されて、調査に行くことに決めていました。

とにかく、来年は口頭試問に通って必ず鑑定士にならなけらばなりません。その思いが、足を運ばせたと言えます。

ただ、徒歩での移動はやはり効率が悪く、とても疲れますので、今回は相棒を連れて行きました。(写真は、世田谷区上馬、環七付近の高層共同住宅です)

こちらが、相棒の軽量14インチ折りたたみ自転車、YS-11です。コンパクトに折りたためて、重量は7.7キロと軽めです。

こちらを新幹線に持ち込んで、輪行しました。

やはり、自転車だと調査もスムーズです。徒歩でのもどかしさから解放されました。

写真は、弦巻中学校前です。

最後の写真は、三軒茶屋を過ぎたあたりから、渋谷方面にかけての、国道246号線よこの区道です(たぶん)。

渋谷、世田谷を往復しましたので、結構疲れました。しかもこの日は、3月では考えられない暖かい気候と、強風で、汗だくになりながら漕いでいました。

今後の実調もこの相棒が存分に活躍してくれると思います。



2010年3月6日(雨)
4日から6日までの三日間、東京六本木で第1回目の基本演習が実施されました。

写真は、近くにあった六本木ヒルズです。

初日に、対象不動産がある新宿まで実調に行きました。大勢の人間が、案内図片手に一か所に集まるわけですから、一寸異様な光景です。

また、この日はとても寒かったです。

類型は、商業地の更地でしたので、基本的な内容です。しかしパソコンのワード・エクセルではなく、手書きですので、時間はかかります。

近隣地域は、新宿の私鉄駅に隣接する商業地域ですから、当然収益重視です。

宅地の供給など皆無に等しく、取引も減少して事例も少ないようです。

信頼に値する事例はほとんど選択できませんでしたので、投資採算性を反映する収益価格に重きをおいて、比準価格を関連づけて、鑑定評価額を決定しました。

規準価格を下回りましたが、均衡を得ているので、問題の無い範囲です。

今回の基本演習は計3回行われますが、やっていること自体はあまり意味がないように思われます。内容的には実地演習で十分ですし、手書きの評価書というのも、現実的ではありません。また、物件の所有者には何の断りもなく、ぞろぞろ大勢で見に行くわけですから、トラブルが生じる可能性もあります。

実施するにしても、改善すべき点はあると思います。

2010年2月25日(晴れ)
ここ2,3日暖かい陽気が続いていましたが、22日と23日の2日間、泊りがけで、役所調査及び対象不動産と事例地の実調に行ってきました。

対象不動産は、浦安市にある面大画地です。

まずは、千葉県庁に出向き、@土壌汚染、A水質汚濁防止法の特定施設について調べました。

写真は、千葉県庁です。ついでに、向かいの文書館で千葉県開発指導要綱を購入しました。こちらは、1,920円で市販されています。1Fの行政資料館です。

今回の物件は、高圧線下地に隣接しているため、高圧送電線を管理している東京電力にも足を運びました。

高圧線は要注意です。対象地の調査の際には、必ず上空を見上げ、高圧線を確認することが重要です。これを見逃したらとんでもないことになります。

線下地に隣接しているだけでも、心理的嫌悪感(スティグマ)、電波障害、電磁波、強風時の横ぶれ等土地の有効利用の阻害要因を考慮して、公共用地の取得に伴う損失補償基準要綱等を参考にし、適正な減価率を査定しなくてはなりません。ましてや、電圧17万ボルト超の特別高圧送電線に至っては阻害要因も大きくなります。

線下地及び隣接地は、電気設備技術基準により、所定の離隔距離が定められ、建物等の建築が制限されますので、詳細な調査が必要です。

続いて、法務局市川支局に向かいました。ノンストップで歩き続けていましたので、足にマメができ、相当くたびれてきました。

この支局は、駅から結構歩きますので、改札を降りた右にある法務局までの案内図を参考に、バス等で行ったほうが正解です。






浦安市のビジネスホテルに1泊して、翌日は市内にある対象不動産と事例地めぐりをしました。

この日は、とても良い天気で、2月とは思えない、汗をかくほどの陽気になっていました。

浦安市民の足である「おさんぽバス」を乗り継ぎ、市役所の調査も兼ねて、約5時間半歩き続けました。うーん、今回は、本当に疲れました。

2010年1月21日(晴れ)

久しぶりのブログ更新となってしまいましたが、先日実地調査に行ってきました。

対象不動産は世田谷にあります。左の写真は世田谷区役所です。

この日は快晴で、ちょうど世田谷ボロ市の日でした。

かなり歴史のあるイベントのようで、主要街路には軒並み品物が並べられ、すごい人だかりとなっていました。

人だかりを避けるため、迂回して、迂回しての連続でしたので、区役所から対象不動産に辿り着くまでに、足腰がボロボロになりそうでした。

世田谷区は東京23区中最も人口の多いところで、まさに「閑静な住宅地」といった感じでした。

次回は、取引事例地を見に行こうと思います。

2009年12月28日(曇りのち晴れ)
はやいもので今年ももう終わりですね。大学も暫くお休みとなります。

実地演習が始まってまだわずか1カ月ですが、非常に得るところが大きいです。

指導鑑定士のS先生にも指摘されましたが、「自己流」ではダメだということです。なるほど、3次試験に通らなかったのもこの「自己流」が最たる原因だったのかもしれません。

3次受験時、宅地見込地は3方式を適用して評価すべきなど、自論を展開して当時指導して頂いていた先生にえらく怒られたことがあります。

大学では、鑑定実務を基礎から徹底的に指導してもらえます。わかっているようで、つい忘れてしまうのがこの「基礎」の重要さです。

大学での1年間は「基礎」を見直す絶好の機会になります。

2009年12月22日(晴れ)
16日に新宿で物件調査を行いました。対象不動産は幹線街路沿線の貸家及びその敷地です。

東京都では、都条例がありますので注意が必要です。

土壌汚染についても、指定区域だけではなく、1.水質汚濁防止法、2.下水道法についての調査が必要になります。

地方の人間は、徒歩での調査に慣れていないため、今回の物調は体力的に少々答えました。私は、持病の腰痛がありますので、痛みに堪えながら必死で歩きました。

東京の人は、日々歩いていますので、その体力差は歴然としています。何といっても、地方は車社会ですから、300m先のコンビニにも車で出かける始末です。

東京都との地域格差だけでなく、体力格差を再認識した1日でした。

2009年12月11日(雨)
12月7日から本日11日まで5日間に渡った前期基本講義が終了しました。

東京会場は300人集まりました。

講義終了後に、確認テストが行われることもあり、ほとんどの方が真剣に講義に耳を傾けていました。

確認テストは、講義終了後30分間、マークシート方式で行われます。

初日の行政法規、2日目の利回りの計算、3日目の収益還元法が大きな山です。

合格点は60点です。計算問題が2問出題され、2つとも間違えますと、20点減点されてしまいます。従って、残りの8問が全部正解でないと、追試になってしまいます。

これは、結構なプレッシャーで、焦って計算ミスをする方も多いと思います。

私は、何とか無難に乗り切りました。追試は嫌ですからね。

3日目の朝、協会の人から、特例みなし履修と、物件調査報告書の認定通知を直接手渡されました。

来週は、新宿で物件調査です。

2009年12月3日(雨)
本日は、週1回の指導鑑定士の指導を受けに、大学に行ってきました。

今回が初日です。今後の演習の流れや、方針等について指導鑑定士より説明がありました。

私のグループは、私を含めて5名です。2年コースの方が1名おられましたので、来週行われる基本講義について色々とお話を伺いました。

講義終了後に確認テストが行われますが、講義をちゃんと受けていればまず、心配ないようです。

皆さんが、口を揃えて言っておられますが、実務修習はこの基本講義を含め、全体的に年々厳しくなっているようです。

私も、テキストの例題程度には目を通しておこうと思います。

2009年11月29日(快晴)
昨日、28日は大学でオリエンテーションが行われました。

早速、講義も行われ、指導鑑定士より鑑定評価基準や行政法規について質問攻めにあいました。3次試験の勉強からまる1年遠ざかっていますので、思い出すのも容易ではなく、結構あせりましたが、なんとか無難に切り抜けました。

オリエンテーションの後は、入学式が行われ、近くのシティホテルで懇親会が催されました。

さまざまな業種、年代の方が集まられておりました。大半が、旧2次試験合格者のようです。なかには昭和40年代に合格されたご年配の方もおりました。

1年コースの方は、みなし以外は、1年で23類型をこなさなければなりません。これは、大変な作業です。1年この演習に専念しなければ、とてもこなせるものではないと思います。

私は、気分的に懇親会どころではありません。来月早々より、物件調査、指導鑑定士による指導が始まりますので、基準及び主要行政法規の熟読など、準備作業に入ろうと思います。

現在、私の頭にあるのは、1年後の終了考査のみです。

2009年11月17日
本日、本部(日本不動産鑑定協会)より実務修習に関するテキストが送られてきました。

旧制度の実務修習テキストよりもコンパクトにまとまっています。

前期の講義は、来月12月7日から11日までの5日間です。

東京会場は、汐留です。私は、地方在住のため、最寄りのビジネスホテルに宿泊するか、新幹線で5日間通うか、思案中です。

正直、今回の実務修習でも指導鑑定機関への通学費を含め、150万円ほどかかってしまいますので経済的にもかなり厳しいです。

昨年の最終の3次試験からまる1年経過してますし、愚痴の一つもこぼしたくなるところですが、こればかりは自分が悪いので仕方がありません。

人生半ばを過ぎ、もう鑑定士になるしか道はないのですから。

2009年11月12日
今日もうす曇りでちょっと寒いですね。

そろそろ、相続税評価の準備に取り掛かる時期になってきました。

評価に当り、先ず、標準地の点検作業を行います。実際の評価は、来年になってからですが、年内に見込価格を提出しなければなりません。

その他、精通者意見価格が300ポイント近くあります。以前は手書きでしたが、昨年より、エクセルを使用して、国税局ともメールでやり取りするようになりました。

時代の流れと言いますか、どの仕事でもそうだと思いますが、ある程度のパソコンスキルは必須ですね。

2009年10月25日

先日24日に大学に面接に行ってきました。ハロウィンの時期もあってか、お隣の舞浜駅は混雑してました。

実地演習実地機関である大学は、明海大学を選択しました。

明海大学では、付属機関である不動産研究センターが演習を行いますが、出願の段階から、面接に至るまで、事務局の女性の方、指導鑑定士のS先生をはじめとして、先生方にとても迅速かつ親切に対応して頂きました。

ほんとうは、30日が面接の合格発表ですが、私の場合は、実務修習の申請期限が迫っていることから当日入学を許可してもらいました。これで精神的にもかなり楽になりました。感謝します。

次回大学に出向く日は、オリエンテーションです。
2009年10月20日

16日に合格発表がありましたね。単純計算で合格率4%ですか、ほんとうに厳しい試験です。

合格された方、本当におめでとうございます。残念な結果に終わった方、悔し涙を流された方もいるでしょう。まずは一息入れてください。試験に対する取組み方や今後の方針・人生についてじっくりと考えてみるのも良いかもしれません。

試験に落ちるのには、原因があります。その原因をじっくり考えてみてください。

不動産鑑定士試験の合格発表も終わり、いよいよ実務修習に突入する時期になってきました。

そこで、(実務修習日記)と銘打ってブログを書いていくことにしました。しかし実務修習のことだけではなく、いろいろ思ったこと、日常の出来事等も書いていこうと思います。

現在、実務修習の申請書を書いています。

実地演習実地機関は、大学を予定しています。24日が面接日です。

大学でも、本部(日本不動産鑑定協会)でも、わからない点、不明な点は親切に教えてくれますので、そのままにしないでどんどん質問したほうが良いです。

それでは、また後ほど。


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