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修了考査について |
毎年1月の25日前後から数日間、修了考査の口頭試問が実施されます。ここまで頑張ってこられて落とされるわけにはいきません。
論文のテーマは、第4回は大規模画地、第5回は継続家賃で指定類型から出題されるようです。
修了考査は、この@論文とA口頭試問から成り立ちますが、Aを重視すると謳っております。
実は、聞いた話ですが、@論文も重要でして(当然ですが)、ある一定の水準に達しないと、Aと相俟って不合格になるような感じです。
いまさらですが、論文は一般論を書いてはダメです。飽くまでも自分の案件に即して記述する必要があります。本件鑑定評価には、このような個別性、市場特性があるから、この手法を重視して、こちらを比較考量して鑑定評価額を決定した等です。
一般論に終始するような論文を書く修習生はいないとは思いますが、念のため。
さて、A口頭試問ですが、アドバイスできることはとにかく社会人としての常識を持って臨むことですね。
意外に、できない人が多いんですよ。就職の面接試験を思い出してください。中には、就職したことがない人も稀にいるとは思いますが。
面接室に入る前には、必ずノックをしてください。ちゃんと扉を閉めて、面接官が3人横並びで座っていますので、深々とお辞儀をして、「よろしくお願い致します。」この一言がとても重要です。
面接官はご年配の方が多いので、面接官をたてることを忘れないようにしてください。面接官の言うことを受け入れてください。間違いを指摘された場合には、素直に「申し訳ございません」と訂正してください。
特に重要なのは、自信を持って大きな声で答えることです。間違ってもいいです。指摘されればあとで訂正すればいいのです。
私は、区分店舗が当てられました。その際聞かれたおもな点は以下の通りです。
1.確定と確認に当たり注意した点。
これは、面接官も聞きやすいので必ず聞かれると思ってください。地方のことはよくわからないだろうとか、高をくくっていますととんでもないことになりますので、注意が必要です。
必ず、現地に行ったことを強調してください。
2.配分率をどのように決定したか。
3.収益還元法での還元利回り、運用利回りの数値及びどのように決定したか。
面接時間は、20分程度ですので、1.を長く引っ張っておくと、時間が無くなり突っ込んだ質問が飛んでこなくなりますので、よいかもしれません。
最後に、「本日は有難うございました。」この一言で締めくくってください。
しっかりと内訳書の見直しをして、当日は悔いが残らないよう頑張ってください。
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