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不動産鑑定評価基準
総論
第1章
不動産の鑑定評価に関する基本的考察
第2章
不動産の種別及び類型
第3章
不動産の価格を形成する要因
第4章
不動産の価格に関する諸原則
第5章
鑑定評価の基本的事項
第6章
地域分析及び個別分析
第7章
鑑定評価の方式
第8章
鑑定評価の手順
第9章
鑑定評価報告書
各論
第1章
価格に関する鑑定評価
第2章
賃料に関する鑑定評価
第3章
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平成21年不動産鑑定士試験論文式問題 会計学 100点満点/2時間

問題1(50点)

 3月決算のA社は、2009年4月1日に機械を1,000千円で購入した。この機械の耐用年数(経済的残存使用年数と等しいとみなす。)は5年であり、残存価額は1円(備忘価額)である。この機械は、単独で減損会計の対象となる。この機械から生み出されるキャッシュ・フロー(すべて年度末に発生すると仮定する。)は購入時に以下のとおり見積もられ、その後も予想どおりに推移しており、各年度末における将来の見積もりにも変更はないものとする。なお、この機械の正味売却価額は、常に0円である。

     年 度   2009    2010    2011    2012    2013  
予想キャッシュ・フロー
(単位:千円) 
 500   500   150    40    10 

 次の問いに答えなさい。数値による解答が求められている場合は、四捨五入により千円単位までを示すこと(計算途中で端数処理を行うかは、任意)。
(1)A社が定額法の減価償却を採用したと仮定する。毎年度末に減損の兆候があったとすると、A社がこの機械について最初に減損損失を認識する年度と、その年度の減損損失はいくらかを答えなさい(計算過程を示すこと。)。なお、①割引率は年率10%であり、②重要性の原則の適用はない。

(2)((1)とは独立して答えなさい。)A社が250%定率法の減価償却を採用したとすると仮定する。毎年度末に減損の兆候があったとすると、A社がこの機械について最初に減損損失を認識する年度と、その年度の減損損失はいくらかを答えなさい(計算過程を示すこと。)。なお、①割引率は年率10%であり、②重要性の原則の適用はない。

(3)(1)及び(2)のように、購入時の計画どおりにキャッシュ・フローが生み出されている機械でも、減損損失を認識しなければならない場合がある。このような現象がなぜ起き得るかについて説明しなさい。必要ならばグラフを使用してもよい。

(4)(1)及び(2)において計算した減損損失は、本来は減損損失とすべきではないとする見解がある。この見解の基礎にある論拠を説明しなさい。

問題2(50点)

 「その他有価証券」の評価と利益概念に関する次の問いに答えなさい。

(1)「金融商品に関する会計基準」では、「その他有価証券」の期末における処理について、どのように規定しているかを述べなさい(税効果会計の適用については、触れなくてよい。)。

(2)資産・負債アプローチによってまず導き出される利益(①とする。)と、別のアプローチによって導かれるとされるもう1つの利益(②とする。)について説明するとともに、両者の関係(③とする。)を述べなさい(解答に際しては、それぞれ①、②又は③の番号を冒頭に付すこと。)。

(3)「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」に基づく純資産の分類についてその4項目((イ)とする。)を挙げ、これらの項目を踏まえながら(2)における①及び②の利益と「その他有価証券」の評価との関係((ロ)とする。)について述べなさい(解答に際しては、それぞれ(イ)又は(ロ)の記号を冒頭に付すこと。)。

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